Mint-ism

50代の備忘録と日々雑記

人生を共にしてきたボール 

 こんにちは

ミントです。

 

このオレンジのボール、切った野菜を入れたりして、料理をする際に使うボールです。

初めて一人暮らしをした時からずーっと人生を共にしてきたボールです。

 

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もう30数年一緒です。

なんて物持ちいいんだろう、私(笑)

 

 

もともと物は大切にする性格なのですが、こんな何でもないもの

 

ボール!

 

地方出身の私は、大学入学と同時に東京で一人暮らしを始めました。

 

その際に実家から送った荷物一式の中にあったのか、東京で買ったのか、その辺は定かではありませんが、とにかく一人暮らし最初の一歩あたりから、このボールはず~っと私と一緒でした。

 

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最初に住んだ、吉祥寺以西の中央線沿いの街、

大学1年生の冬に引っ越した荻窪のアパート、

卒業して一旦実家に戻り中学教師をしていた頃、

そして20代半ばで一度目の結婚をして再び上京して住んでいた井之頭線沿いのマンション、

結婚を解消してまた一人暮らしを始めた小田急線沿いの街、

二度目の結婚をして最初に住んだ西荻窪、

そして今は、吉祥寺以西の中央線の街に住んでいます。

 

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娘が生まれてこの街に家を買ってからもう20年ほどになります。

なんとこの街、私が大学に入学して最初に住んだ街なんです。

 

なので、このオレンジのボールも再び出発点の街に戻ってきたということになります。

 

本当にたま~に以前の結婚の事を思い出す時があります。今となってはそんな事もあったな~という感じで。

 

大学卒業後勤務していた公立中学校は、問題児が多く、心身共に疲弊しました。

 

英語教科以外の仕事が多く、生活指導をするために学校に行っていたような気もします。

警察沙汰になった生徒がいれば、その学年全体の先生全員が残り、23:00以降帰宅することもしばしばありました。

 

車通勤をしていました。

 

家に帰り着くまでには、夜遅くなるとあまり自動車の往来のない道があって、暴走族が、頻繁にオートバイの音をけたたましく鳴り響かせて走っていたので、彼らに囲まれて捕まったらどうしよう、と両親はすごく心配していました。

 

課外授業でキャンプに行った時は、生徒に後ろから抱きつかれたりしたこともあります。

 

ずーっと辞めたいと思っていました。

あんなに頑張って、すごい倍率の試験を突破したのに・・・

 

そんな時、結婚の話になりました。

 

大学時代からつきあっていた、同じ大学の先輩とは、私の卒業後は遠距離恋愛でした。

 

教師という仕事が嫌になって、結婚をきっと私は逃げ道にしたのかもしない。

 

確かに好きだったし結婚もしたいと思っていたけれど、あの時、この状態から逃げたいとも思っていたのかもしれない。

 

何でもそうだと思うのですが、何かからの逃げ道に選んだ何かはきっと安易な方向なんだと思います

結局、自分の力では解決していない。

 

そんな事ってうまくいくはずもなく、やがてそれは、相手との意見の相違だったりとか、相手の親族との関係だったりとか、いろんな問題が起こった時に、不平不満となって自分の中に蓄積されていってしまう。

思い描いていたのと違う。

 

結局、2年で破局しました。

 

離婚する数ヶ月前から、「これはもうきっと別れる。」と覚悟して、仕事を見つけて働き始めていたので、離婚後、両親の「帰って来なさい。」という言葉に耳をかさず、そのまま東京に住み続けました。

 

実家に帰りたくなかった理由は他にもあったのですが、まだここで書く勇気がありません。いつか書けたらいいなと思います。

 

そうなればきっと私は蓋をしてきた自分の気持ちを、自分で受け止めることができるのだと思います。

これは私が向き合わなければならない、自分自身の中の問題なのですが、いつも目を背けてしまいます。

 

 

さて、離婚前、就職した会社で私は人生転機とも言える人と出会いました。

仕事上で、です。

人生、何事も無意味ではないと思います。

 

もうこの頃には離婚の事なんてきれいさっぱり。

女は一度決心したら、本当に強い!ということを身をもって感じました。

 

女は上書き、男は名前を付けて保存、と言いますが、本当にそうかもしれませんね。

 

再婚して出産するまで、結構バリバリに仕事しましたよ。

出産直前で退職しました。

 

娘は大学4年生になりました。

 

娘はパパもママも再婚である事を知っています。

真意はわかりませんが、話した時、「別に~」って感じでした。

 

時々、本当にたまに、気が向いたら、夕食を作ってくれます。

このオレンジのボールも使います。

「え~、そんなに長く使ってるのすごくない!」と、ボールの事を話した時は驚いていました。

 

これからもずっとこのオレンジのボールは、我が家のキッチンにいることでしょう。

 

ぼろぼろになっても、きっと捨てられないな、このボール(^_-)-☆

 

お読みいただき、ありがとうございました。